いっすんぼうやのひと斬り
(更新)
大阪総合保育大学短期大学部・大阪城南女子短期大学 産学課外授業
「おや?」建物はまだ完成してへん。壁も天井も途中。あちこちから金づちの音が聞こえてきそうな建設現場や。
せやのに、この日はようけの学生さんが集まっとった。
ワシも小さい体で、人の足に踏まれんように、ちょこちょこ歩いて中へ入ってみたんや。
大阪総合保育大学短期大学部・大阪城南女子短期大学 現代生活学科の産学課外授業として、現在建設が進む「ステップハウス・ハロー」の現地見学会。
現場では、プロジェクトに関わるみなさんが、一枚一枚の資料を手にしながら話してくれはる。
「この建物は、完成したら終わりやないんです。」
その一言が、ワシの耳に残った。
柱や梁の向こう側には、まだ何もない。
せやけど、その場所には、これから子どもも、お年寄りも、地域のみなさんも笑い合う景色が、もう見えているようやった。
昔、鬼退治へ向かう橋も、渡る前はただの板やったけどな。
渡る人がおるから、橋になるんや。
もう一つ、学生さんたちが「へぇ!」と声を上げていたのが、「ハローとろっぴーカレー」の話。
カレーを作ることが目的やない。地域で進むコミュニティ農園「みんなのうえんPARK東住吉」の畑で野菜を育てる人がおって、その野菜を料理する人がおって、一緒に食べる人がおる。
その間に、「久しぶりやな」「元気してた?」いう会話が生まれる。そんな地域の日常まで、一緒につくろうとしているんや。
カレーのええ匂いは、この日はまだしてへんかった。でも、不思議やな。
話を聞いてるだけで、なんや温かい湯気が見えてくる気がしたんや。

ふと学生さんたちの表情を見ると、何度もうなずきながら話を聞いてはった。
「建物を建てる授業」や思て来た学生さんもおったかもしれへん。
でも帰る頃には、「人が集まる場所って、こうやって生まれるんや。」いうことを持ち帰ったように見えた。
ワシ、よう考えたんや。
ここでつくられてるんは、建物やない。
「また来たい。」
「ちょっと寄ってみよか。」
そんな気持ちが自然と生まれる場所なんや。つまり、ステップハウス・ハローは、人と人との"はじめまして"を育てる家なんやな。
完成したら、また来てみたい。
今度は壁よりも、笑顔が増えてるはずやから。


※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

いっすんぼうや、矢田東で見つけた"まちづくり"をひと斬り
大阪総合保育大学短期大学部・大阪城南女子短期大学 産学課外授業

いっすんぼうや、南住吉の「カフェ」をひと斬り
Spot Break

いっすんぼうや、あびこのクレーンゲームをひと斬り
PiNO SPA(ピノ スパ) あびこ駅前店
大阪市東住吉区今川7-11-10 今川7丁目シェアスペース教室
[ アート・カルチャースクール ]
こども専門の言語聴覚士がことば遊びに悩むこども達をサポート
大阪市住吉区苅田8丁目12‐22
[ 学習塾 ]
個別指導&アットホームな学習環境で、ぐんぐん学力アップ!