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住吉人(すみよしじん)

山口 敏広さん(株式会社大生/代表取締役)vol.4

更新)

街の暮らしを支えるゴミ収集業者を目指して

今回の住吉人は、創業60年の実績がある一般・産業廃棄物収集運搬業、リサイクル関連事業などを手掛ける株式会社大生・代表取締役の山口 敏広(やまぐち としひろ)さん。

 

環境大臣賞受賞(平成24年11月)やエコアクション21認証(令和5年9月) など大阪市内有数の廃棄物処理業として環境問題にも積極的に取り組む姿勢は、「環境と人にやさしい未来を創造する」という基本理念にも表れています。地域の人々の役に立てる仕事にやりがいを感じるという山口代表取締役にお話を伺いました。

Q1.どのようなきっかけでこのお仕事をされていますか?

大きくなったら父親の後を継ごうと思っていました

当社は私の父親が昭和41年に創業し、今年で創業60周年になります。昔は父親が車1台でゴミの収集をしていました。私も小さい時から父親の姿を見て育ち、手伝っていました。その時から、将来は父親の仕事を継ごうと思っていたんです。高校を卒業してバイトなどを経験してから、21歳の時に正式に手伝うことになり、40年ほど働いています。家業を継ぐという意味では決められた職業でしたが、辞めたいという気持ちは無かったですね。

街が綺麗になっていくのが、やりがいに繋がり・・

ゴミ収集は深夜から早朝にかけての仕事なので、みんなが寝静まっている時に起きて、ゴミを回収してまわります。最初は辛かったのですが、街が綺麗になっていくのを見ると「やはりこの仕事をして良かったな」という気持ちが大きくなりました。それが、人や地域の役に立てたって気持ちになり、やりがいになっていきました。あと単純にパッカー車にゴミを入れる作業が楽しかったんです。あれってすごく爽快なんですよね(笑)。

山口代表取締役を中心に、会社スタッフとポーズ!

動画作成にも積極的に参加して会社の良さをPR

Q2. 住吉とのご縁を聞かせてください        

地域企業として、責任とやりがいを感じています

大阪市内全般の収集運搬許可は取得していますが、得意先が一番多いのは、やはり東住吉区・住吉区・生野区・平野区あたりになります。昔はゴミといえばなんでも一括りに処理していましたが、この数十年でゴミの分別化をすることになりました。環境資源やリサイクルの観点で、ゴミの細分化が進み、回収作業をするための手間も時間もかかるようになりました。その分、地域企業としての重要度や責任が重くなっているように感じています。

「ありがとう」の一言が、続けてこれた理由

地域や利用者の方から「ゴミを回収してくれてありがとう」と言われることが嬉しいですね。またゴミ収集時など、どうしても振動と音が出てしまいます。そういった日頃からでる騒音などでご迷惑をおかけしている思いから、近所の掃除を始めました。最初は私を中心に行っていましたが、現在はスタッフ何名かで20~30分かけて行っていたりもします。営業所の周りを朝に掃除していると、ご近所の方にお会いした時に「いつもありがとうございます」と言っていただける。そういう時は、この仕事をやっていて良かったなと感じます。

パッカー車が並ぶ東住吉営業所

粗大ゴミを収集した際に、周辺掃除を行うスタッフ

Q3. 仕事の中で大切にされていることは?

いつも綺麗な車両で回収できるように

心がけていることは、綺麗な車両でいること。ゴミを収集するからどうしてもパッカー車は汚れてしまいます。でも、街を綺麗にする仕事をしているのに、その車が汚かったら元も子もないですよね。。お客さまのところにゴミを回収する時には、車を綺麗な状態で行くようにしています。やはりゴミを扱うからこそ「外見は綺麗にしないといけない」と、従業員やスタッフ皆にいつも心がけるように言っています。

何気ない会話からチームワークが生まれる

あと大切にしているのは、スタッフメンバー同士のコミュニケーションです。インスタやYouTubeを見ていただければ仲の良さはわかると思います。当社はワンマン回収を行なっていますが、車が故障するなどのトラブルが起きた時に、他のスタッフがすぐにカバーし合って、お互いに連携をとっています。不用品処理など家財整理を依頼された際にも、スタッフが人海戦術でゴミを出していくのですが、お客さまからも「早くて綺麗。正確にゴミも処理してくれる」と驚かれます。スタッフ同士の会話がチームワークに繋がり、大きな仕事を成し遂げられたり、危険を回避したりするからこそ、結果的に事故を防げていると思っています。

回収に行く前には、車両を綺麗にすることを心がけています

認可を得た許可証や、環境大臣・大阪府知事からの表彰状が並ぶ

Q4. うちの店らしさ!を教えてください

10年先の未来を考えた行動を

やはりどうしてもキツい仕事内容なんですよね。ゴミは毎日出てくるので休みをとるのも難しいし、時間帯も深夜から早朝にかけての仕事なので。だから勤務時間を短くして少しでも休めるようにする。そのためにも、将来的にはDX化を進めていきたいと思っています。ゴミの取り忘れをチェックできる仕組みを導入するなど、DXによって属人化を防ぎ業務の標準化を行うことが、効率化に繋がります。AI化も進めていき、未来の子ども達のための環境づくりに次世代の「大生」が貢献できるよう努力していきたいです。

家族の支えがあってこその仕事だから

あとDX化をすることでスタッフが仕事以外の時間をつくれ、自己鍛錬や家族を大切にできる会社づくりをしようと思っています。スタッフは昼夜逆転の仕事内容もあって、家族や奥さんに支えられている面がとてもあります。だからこそ働く環境を見直しながら、家族を大切にできる時間を作れるように。スタッフが家族に「お父さんはすごい会社で働いているね」と思ってもらえる会社にしたいです。

Q5. 商いを表す一言!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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