地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

大阪市住吉区・東住吉区の地域情報サイト「まいぷれ」大阪市住吉区・東住吉区

住吉人(すみよしじん)

森島 寛晃さん(株式会社セレッソ大阪/代表取締役会長)vol.5

更新)

地域の皆さんと共に喜べる瞬間のために

今回の住吉人は、元サッカー日本代表として1998年フランス大会・2002年日韓大会のFIFAワールドカップに出場、そして長年にわたりセレッソ大阪で活躍をされた“ミスターセレッソ”こと株式会社セレッソ大阪・代表取締役会長の森島 寛晃(もりしま ひろあき)さん。

 

実は「まいぷれ」も”セレッソ応援店舗”として参加させてもらっています。取材をする際にも住吉地域の方々と試合について話題になることも多く、街ぐるみでクラブを応援している空気を日々感じています。そんな住吉・東住吉・長居と一緒に歩んできた森島代表取締役会長にお話を伺いました。

Q1.どのようなきっかけでこのお仕事をされていますか?

引退後も新しいポジションをいただけた

私はセレッソの前身であるヤンマーディーゼルサッカー部に入団し、Jリーグ発足時にセレッソ大阪になってから引退まで、長年このクラブに在籍をしていました。15年ぐらい選手活動をする中で、皆さんにもっとサッカーの楽しさやセレッソというチームを知ってもらいたいという思いでやってきました。そろそろ引退を考えるタイミングで怪我をしてしまい、1年間治療をしながら今後の自分について考えていた時、クラブから引退後もセレッソの魅力を選手とは違う形で発信をしていく「アンバサダー」というポジションでやらないかという話がでてきました。プレイヤーとして活動ができなくても、自分が今までやってきた経験を、未来の子どもたちに伝えていく活動ができるなんて、ありがたかったですし、すごくクラブに大事にしてもらえたんだと実感しました。クラブから新しいポジションを作ってもらって、自分自身のセカンドキャリアとして良いスタートを切ることができました。

セレッソ大阪で長らく背負った背番号"8"はのちにエースナンバーに

社長就任を経て、2025年から会長としてクラブを支援

Q2.住吉とのご縁を聞かせてください

地域のセレッソ応援店舗に支えられて

長居という場所は、セレッソ大阪にとってホームになります。クラブチームなので、地域交流として選手時代からイベントなどに足を運ぶことがよくありました。その中でも住吉・東住吉エリアには昔から応援してくださっている方が多く、特に地域の飲食店や商店さんなどの「セレッソ応援店舗」の存在はありがたいです。昇格が決まった時には、長居商店街や駒川商店街などでパレードもしていただきました。行った先で地域のみなさんに「応援しているよ」という声をかけていただけると元気をもらえるし、街をあげて盛り上げていただけているのを、すごく感じています。

セレッソ アンバサダーとしての交流

選手時代から地域のイベントやお祭りには参加していました。それは今も同じで、セレッソ アンバサダーとして新たに活動を始めた際も、駒川商店街の盆踊りや地域のイベントにも参加させてもらっていました。お祭りが終わった後は商店街の実行委員会の打ち上げに交ざり、一緒にお好み焼きを食べたりもしました。選手時代ではそこまで参加していなかったので、地域の方とより深い関係になった気がします。だから、今でも商店街に行った時はいろいろな方に声をかけていただいています。そう考えると、セレッソの選手が引退した後にアンバサダーという形で地域にいろいろ発信していけるのは、とても良い活動だと思っていて。それぞれのアンバサダーがクラブの価値を高めていこうと活動してくれています。

チームキャラクター“ロビー”と自転車マナー啓発チラシを配布

アンバサダーが地域の小学校で講演やサッカー指導を積極的に実施

Q3. 仕事の中で大切にされていることは?

地域の皆さんと共に喜べる瞬間を目指して

まずはチームが強くなること。クラブは設立から30年以上になりますが、国内三大タイトルのうち、ルヴァンカップ・天皇杯では優勝をしていますが、リーグ優勝がない。やはり、勢いで戦うカップ戦と1年間のクラブ力で戦うリーグ戦では意味合いが違います。1年間を戦い抜いてリーグ優勝をし、サポーターや地域の皆さんと共に喜べる瞬間が欲しいとすごく思っています。そのためにも、地域のクラブチームとして、街の一員となることが大切です。勝敗だけではなく「地域に愛されるクラブ」であるために、地域活動を通じて皆さんと関係を築くことを大切にしています。

他チームとの交流も楽しみのひとつです

試合後にホームもアウェイも関係なく、違うユニフォームを着たサポーターが同じお店で飲食を楽しまれている光景をよく見ます。サッカーはそういった交流も楽しみのひとつです。昨年、湘南ベルマーレとの試合前に両方のサポーターと一緒になって、試合会場のレモンガススタジアム平塚の周りの清掃活動をしたことがありました。応援しているチームに関わらず、みんなが一丸となってスタジアム周りの掃除をするのは、やったことがなかったので楽しかったです。次は、湘南ベルマーレが長居のヤンマーハナサカスタジアムに来た時に一緒に清掃活動をしましょうと言っていたのですが、残念ながら湘南ベルマーレがJ2に落ちてしまって実現できていません。でも、サポーター同士が新しい出会いの中でそれぞれの交流を持てる機会でもあるので、この取り組みは改めて良いことだと思っており、これがスポーツクラブの良いところだとも思っています。湘南ベルマーレにはぜひJ1に復帰していただいて、また一緒にやりたいと思っています。

森島会長を中心に周辺地域で清掃活動を行う様子

ホームタウンクリーンアップLTOをファン・サポーターと実施

Q4. うちのチームらしさ!を教えてください

子どもたちにも愛されるクラブチームを

大阪学芸高校の学生の皆さんには、試合の時にスタジアムや長居公園周辺の清掃活動のボランティアに来ていただいて一緒に活動しています。長居小学校の新1年生には、セレッソから交通安全のためにクラブのロゴやキャラクターがプリントされたランドセルカバーを毎年春に贈呈しています。同時に警察の方と交通安全の啓蒙活動をするため、交通安全教室にもアンバサダーとして一緒に参加しています。また、地元の小学校にて全校児童を対象としたサッカースクールも実施しています。こうした活動は、地域に愛されるクラブチームを目指すとともに、子どもたちにセレッソを身近に感じてもらえる機会だと思います。

「自分たちのセレッソ」と思ってもらうために

皆さんが日頃からセレッソを応援してくださるから、選手も頑張れます。セレッソが地域にとってなくてはならないクラブに、そして長居または大阪のシンボルとしてクラブの価値を高めていけるようにしつつ、地域の方々から「自分たちのセレッソ」だと心から思ってもらえるようにならないといけないと思っています。そのためには、結果を残すことが大切だし、地域と共に戦っている一番のクラブだと言われるようになりたい。これが大事なことで、自分たちも地域の皆さんにとってもパワーの源になっていくのだと感じています。

Q5. 商いを表す一言!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。